2012年10月11日木曜日

林業女子×森めぐり(2012/11/4 開催) 談木①

どうも、すぎです。

本日は、来月11月4日に計画している「林業女子@東京による森めぐり」のお知らせを兼ねて、企画作りの様子をお伝えします。



その名も、
なえどこ林業女子 森めぐり ~チェーンソーで秋を収穫!?~
日時: 2012 年11 月4 日(日) 9:30 - 13:30(予定)
場所: 埼玉県飯能市(池袋から約40 分)
定員:   30名

秋収穫?!
参加表明はこちらから。
※このイベントページの参加ボタンだけでは、正式なお申し込みにはなりませんので、ご注意下さい。
facebookをされていない方は、こちらのフォーマットをご記入下さいませ。

+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+

そもそものコトの発端は9月の連休企画にて、なえどこ林業女子@東京が行ったイベント
「さぁ、チェーンソーを片手に森へ ー林業見学ー」
での、参加者(自分含む)の反応の良さ。

私たちの期待値以上の反応で、中でも「自分で切った切り株」への愛着の芽生えといった、日常生活に残る経験 としての可能性に心が躍りました。

私たちの林業体験森ツアーの目的は主に2 つです。

① 一般の方々に林業現場を体感していただき、一部を切り取って日常生活に持ち帰っていただく。

② 協力していただく林業従事者の方々に対して、消費者あるいは違う現場の林業従事者の方々とのつながりを紡いでいく。


①をいかにして彩るか、それを模索するべくこの頃担当者間でやりとりを進めています。
テーマはこちら。
「林業女子らしさ」をいかにしてかもし出すか。

「林業女子がやらなくても、こういった体験はたくさんある」
「コラボ、あるいは応援者としての立場でいいのではないか」
という意見が、内部から出たこともあります。

ただ、そこで「林業女子」が主体となってやるからこそのイベントの企画、その新しさや視点があるのではないか。
そう思って「やろう! 」と決心するに至りました。

現在出た中で、モリあがったのは当日使うアイテムを女子っぽくしよう計画。
こちらこうご期待です。

アイデアあるーっという方、いらっしゃいましたらコメントやメール(forestrygirls.tokyo@gmail.com)でお寄せいただけたらうれしく思います。

+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+

② に関しては、様々なところで協力団体を仰ぐことで、地道にネットワークを作っていくことを計画しております。


第1回林業女子×チェーンソー体験においては、株式会社東京チェンソーズ様にご協力いただき、現場での伐採見学やチェーンソーの体験イベントを実施しました。


株式会社東京チェーンソーズ様は

「~東京の森から~山からきれいな水と空気を送りだすことで、社会に貢献していきたい」
という思いをお持ちで、林業女子の面々からは常々「イケメン」と呼ばれてます。今回私は初めてチェーンソーズさんとお会いしたのですが、見た目はもちろん、中身がイケメンでした。
実際に若手集団として、東京都檜原村に入って活動し始めて、早6 年。
当初は下請けの下請けで、仕事が回ってくるような形が多かったけれども、このごろは「チェーンソーズさんに!」という形、ご指名で仕事が入ることが増えたとのことです。
継続は力なりですね。
株式会社東京チェンソーズさんのHPは→ http://www.tokyo-chainsaws.jp/

ツリークライミング等の森でのアクティビティ、体験会等もされているんですよねぇ。

行きたいなぁ。今度行きます!


今回の第2 回
林業女子×チェーンソー体験においては、3代にわたって林業を営まれている株式会社フォレスト萩原様にご協力いただきます。株式会社フォレスト萩原さまは、知り合いの設計事務所の方の紹介で訪れたのが出会いでして、、、
なんといっても「サービス精神が豊かな方々」でして、きさくに林業こぼれ話をたくさん聞かせていただくことが出来ました。

株式会社フォレスト萩原さんHP→ http://www.morinoichiba.net/member/hagiwara.html




+―+*☆*+―+*☆*+―+*☆*+―+


第1回イベントを通して、

「チェーンソーの重みや木の倒れる音が新鮮だった」
「自分で切った丸太に愛着が湧いた」
などの参加者の声が出ました。

第2 回イベントでは更にいろいろな種類の沢山の気づきや発見、多くの感情を生めるように、まずは私たち林業女子が感情豊かに考えよう!と意気込み。


また折りを見つけて進展具合をお披露目させていただきますね~。

2012年10月7日日曜日

川越にて②

こんばんは、昨日に引き続き、きえです。

昨日のネタの続きで、川越で見つけた木たちをもう少し紹介します。


まずは、体を張ったすぎさんと神社の参道入り口にそびえたっていたイチョウの木。
大きさ、伝わってますかね。。。??
私たちは、20mくらい離れたところからテンションあがり気味でした。





つづいて、川越のすてきな街並み。こんな感じの昔風の屋敷がずっと立ち並んでいます。
中はお土産屋さんだったり、食事処だったり、カフェだったり。




こういう街並みを見るとなんかホッとしてしまいます。
中に入って甘いものを食べたり、おいしそうなお酒をみつけたり、
小さな子供が遊んでいるのを眺めたり。


普段の生活に疲れたら、いい感じに変色した木にまた癒されに行こうと思います。




そして、人生における大事な示唆。




こんなかんじで、川越探索の報告は終わります!次はERIさんですー!

2012年10月6日土曜日

川越にて①


こんばんは!

ブログ初登場、きえです。NHKに出ていたもう一人の林業女子です。

私は森に行ったり森林作業をしてみたりもしますが、まちなかで木造建築を見るのも好きなのです。大学時代は京都の社寺仏閣を堪能しましたし…

ということで今回は、少し前ですが埼玉県川越で見つけた木のお話。

川越は、旧城下町ということもあって、古い建物がいっぱい残っています。駅からしばらく歩くと、たくさんの趣のあるお屋敷たちが待ち構えていてくれます。

その中の一つが、明治時代に作られた蔵を改修して再利用している「小江戸蔵里」。3つの蔵が一つのエリアにまとまっていて、それぞれ、みやげ処、まかない処、くら市場に使われています。これら3つの蔵は、国の登録有形文化財に指定されているそうです!

くら市場の地場野菜、みやげ処のお酒やお土産にもかなり目を奪われてしまいましたが、私が最も感動したのは、なんといっても、大きな木の梁。(写真がないのが残念!)

昔の建物って、やっぱり、


大きな梁がどーんと支えていて。

使えば使うほど、材の色が変わってきてそれがまた味になったりして。

そのなかで、人々の生活が営まれていたんだなーと思うと、現代風によみがえって、また多くの人を受け入れてる蔵さん、ほんとうに頼もしいなあと思います。


川越にお立ち寄りの際は、ぜひ「小江戸蔵里」へ。


2012年10月5日金曜日

新木場FLAGS オープニングイベントに林業女子も参戦!



夜風と海と東京ゲートビレッジの夜景と、木の香り・・・。

夜の新木場FLAGSもまた、なんとも言えないオシャレ空間です。

新木場FLAGSのオープニングイベントは
16:00〜スタートし、夜まで大盛況でした。
参加者は100名以上!

我らがなえどこ林業女子@東京も、夜のプレゼンの部で
参加させていただきました。
出展者リスト↓


プレゼン発表前、準備中ー。


発表をしております。




発表の内容は・・・
・林業女子とは何ぞや?
・林業女子@東京の理念
・林業女子@東京の活動内容と実績
・今後の活動の方向性etc. です。



会場にいて、嬉しく思ったのは
今まで関わることが少なかった
デザイナー関係の方ですとか。
異業種の方も沢山いらっしゃったこと。




「最近、木とか森とかに関心がある方が
周りに増えてきたんですよね。」

お会いしたコピーライターの方もおっしゃっていました。

時代の流れは、木へ、森へ、そして林業へ。
少しずつ、でも確実に、「きている」のだ・・・
と改めて感じさせられました。
会場には、様々なものが出展されていました。
こけしアートプロジェクト。木の上にチョコンとのった、こけし君たち。
 かわいい、イチゴこけし。
それから、木×コーヒーのスペースも。



木のコップで飲むコーヒーは格別です。

毎度、おなじみ、木の雑貨のお店「天地林」さん。
天地林さんは、普段は、木の雑貨のネット販売をされている会社です。
木の可愛い雑貨がほしい、というそこのあなた!
ぜひぜひ、アクセスしてみてください↓
天地林ネットショップ
ちなみに、天地林さんの雑貨から、オススメは・・・
こちらのMOKULOCK!
山形の森から、作られた商品とのことです。
組み立て方次第で、使い方いろいろ。
私は、このMOKULOCKで
可愛いアクセサリー置きを作る予定です。



流木工房Hi-Dさんの商品。
流木って、一つ一つ形が違って、味があって面白い。

このイスなんかも、素敵です。
流れついた木+職人の技と想い、その先にこの商品が生まれる。
世界でたった一つのイス。
一緒にいたHさんなんかは、イスにびびびっときたらしく
1台購入していました。
人と同じように、巡り合わせなんですねー。


そして、なんと!こんな流木衣装(?)も。
おおよそ20kgですが、林業女子はへこたれません笑
まるで、ガンダム・・・。



木の楽器もありました。
これは、ディジュリドゥという楽器。

オーストラリアの先住民族アボリジニの金管楽器だそう。
シロアリに食われて、筒状になったユーカリの木から作られる。
少し、口の開いたユーカリの木にあえてシロアリを入れて
食べさせる製法もあるのだとか。
(参考:Wikipedia)

木が虫に食われてしまうことは、
木を利用する側にとってはピンチな状況に思われがちですが
そこをチャンスに変えて、上手く利用することから生まれた楽器なんですね。

我々、「林業女子の森」の山武スギも溝腐れ病にかかっていますが
このディジュリドゥのような、ピンチをチャンスに!の発想で
何か病気を活かした商品が生まれたら面白いものです。


インドのタブラー。


木の様々な商品が集まる
木を様々な角度から考える人が集まる
その拠点となる、新木場FLAGS。
盛大なオープニングイベントを終え、これから楽しみです。

我々、林業女子@東京も
新木場FLAGSさんと一緒に
木の業界を盛り上げていければと思います。




2012年10月4日木曜日

新木場でハタふり、ハタ掲げ、ハタラク人たち

どうも、スギです。

自分で書いといてなんですが、スギですって、なんなんでしょうかね汗。シュールな印象だったら、うれしいです。
ブログを「林業女子による日々の耕し」として、みんなで毎日耕していくめどがたったので、今日から名乗ってみようと思います。これまで書き連ねてきた名乗っていない投稿は私かウメさんが書いてます。どっちが書いたかは、何となーく文調からわかるでしょうか。うふ。



さて。今日、明日は新木場にある「FLAGS Shinkiba」についてです。

新木場は深川に集まっていた木材屋さんたちが、広い場所、そして海のそばという立地条件の良さから移動していき、かつては木材産業で栄え、世界中から木材が集まった地。

そんな木の集まる新木場に、さぁ、旗をあげようという、FLAGS Shinkibaさん。

代表の北川さん曰く、「"旗揚げをした、あるいはこれからする職人の旗” と モノや人、技術の発信をプロデュースする、 “旗振り役の旗” があつまる場所」としたいとのこと。
 (FLAGS Shinkibaさんのfacebookページ:http://www.facebook.com/#!/FlagsShinkiba)

FLAGSのことを初めて知ったのは、なえどこの一員である新木場の材木関係のKさんづたいです。

FLAGSの場所の母体はKUKUNOKIという、職人の手仕事による木の家具や生活道具の販売を中心に、内装設計、 オーダーメイド家具の製作など、木づかいのお店です。



そのKUKUNOKIのパーティに私と林業女子ERIさんを始めとしたみなさまと行ってきた様子をご紹介します。

まず、行って私を驚ろかせてくれたのはおいしい食事の数々!
って、はじめからごはんかい!という感じですかね。

入口で出迎えてくれたのは、すてきなケータリングサービス。


自然素材を使った身体にも、土にもやさしいごはん。
ん!「土に優しい」ということはまわりまわって木にもやさしい食事ですね。


で、本題へ入ります。
ほんとうにすてきな空間。

なぜかHさんが、カメラ見ずにピース!

木だらけ、しかもおしゃれです。

こんな感じ。

味のある木たち

こ、これは。。。私にはひしゃくで水をすくう際に用いるタライに見えました。


木の家、こんな風にぼんぼこと建つことがあったら、鼻血ものな林業女子も多かろう。



ででで、私は中から見て驚くことになるのですが、、、

ばーん


この間伐木を敷き詰めた階段です!

うおううおう。
何とも、心がわくわくする見栄え。

階段を行ったり来たり。
ERIさん、さわやかです!

ちょこっと腰掛けて雑談もできる。
以前林業女子の「モリモリ森のフューチャーセンター」というイベントで使わせていただいた模様がこちら↓



 FLAGS Shinkibaの目指すところは、この地を重要文化財にする ということだと聞きました。

文化。
彼らが生み出すものは、古きを継承した文化なのか。
あるいは、今までにない形を求めた、リノベーション的文化なのか。

古きを熟知した先に、組み合わせ・掛け合わせによるリノベーション的文化があるんではないかなぁと、個人的には思ってます。古きよき、今まで育まれてきた文化を知り尽くした上でないと、それを生かし続けることはできないだろう、と。

掛け合わせといえば、例えば私たちがやっている掛け合わせはコチラ。
①「林業女子×チェーンソー」
②「林業女子会@東京×夢古道おわせ」など。。。

互いを理解して掛け合わせることで、新しい文化が生まれるかもしれません。そんな起点を生んでいく。ひとつひとつの掛け合わせが林業女子らしさを表す場でもあり、リノベーションされた文化の起点でもあり、積み重ねていくことで文化が具現化するんだろうな、と思ってます。

文化は長い時間をかけて醸成するものだと思うので、私たちもながーい目で、醸成に向けた長い視点をもって活動していけたらいいんだろうなぁ。

林業女子@東京×FLAGS Shinkiba、ここにも文化が生まれたらおもしろいですね。

ちょっとかいつまんだ程度で、ある文化とある文化を融合させた場合、そこに新しい文化が生まれたとしても、結果として元あった文化がイキイキと生きることができないんではないかしら、とも思ったりします。
 FLAGSは地域の文化に長けた職人の方々を巻き込むとのことですので、リノベーション的文化が生み出されうる母体になるのでは、と期待を寄せています。


明日はそんなFLAGSで開かれた、オープニングパーティの様子の模様、なえどこ林業女子による発表への反応などをお伝えしますー♪
ひょーい

2012年10月3日水曜日

<里エネ>×林業女子の可能性??


こんにちは。昨日に引き続きあらこです。

先日、「<里エネ>ルネサンス! 活かそう地域のエネルギー」
というシンポジウムに行ってまいりました。

今日はそのご紹介をしようと思います。


里エネということば、みなさまご存知でしょうか?

私も初めて聞いたのですが、
要するに地域でつくる再生可能エネルギーのことをこう呼んでいるようです。

プログラムはこちら。(PDF)
http://www.rinkeiken.org/sympo/sympo2012.pdf


内容は6名の報告とパネルディスカッション。

木質バイオマスの利活用に関する報告が中心でした。
印象に残ったところをご紹介します。

「里エネ利用のルネサンス―需要側からエネルギー問題を考える―」
(安村直樹氏 東京大学大学院農学生命科学研究科講師)
・需要=健康増進(医療費の削減)に里エネを活かす。
・埼玉県小鹿野町では健康増進の取り組みによって医療費削減に成功。
・心疾患等の死亡率は冬季に高くなる
→危険因子の1つに高血圧
→健康増進のために住宅の省エネ化・温熱環境の改善を。
・薪ストーブ導入
メリット:地球温暖化対策、森林資源有効活用、地域活性化、防災グッズ
デメリット:臭いや煤による洗濯物の汚れ・頭痛、粒子状物質による健康被害
・粒子状物資燃焼による健康被害を減らすためにも、その他問題解決のためにも燃焼技術の向上を。


「これからの日本のエネルギー」
(河野太郎氏 衆議院議員) 
・日本の核燃料サイクルの現状
…軽水炉の安全神話崩壊
  使用済み核燃料の保管場所ない
  高レベル放射性廃棄物(低レベルになるまで10万年)処分方法どうする
  プルトニウムの処理方法ない
  高速増殖炉開発できない…課題山積。
・事故の度に対策費用が増加し原子炉建設コストは年々増加し続けている。
・世界的に自然エネルギーへの投資は増加。
・日本はEUに比べてバイオマス発電によるエネルギー供給少ない。
・大規模(原発等)から分散型にしていくべき。地域にもお金が落ちる。


「熱利用が唯一最優先の課題である」
(小池浩一郎氏 島根大学生物資源科学部教授)
・エネルギー利用≠電力利用。熱利用についても着目すべき。
・スウェーデンがバイオマス利用に成功したのは熱力学的に大きなミスをしなかったから。
(バイオマスを燃焼させて発生させた熱エネルギーをわざわざ電力に変換すると効率が悪くなる。直接熱エネルギーとして利用すれば効率は良い。)
・バイオマスは熱エネルギーを含めれば競争力は高い。

「葛巻町森林組合の挑戦」
(竹川高行氏 葛巻町森林組合参事)
・カラマツを中心とした地域の森林資源の循環利用を推進→持続可能な森林経営。
・森を活用した多角的な事業・活動を展開
…FSCのCOC認証取得
  カラマツ材のブランド化
  東京都港区との協定締結
  広葉樹の活用(木炭、薪、しいたけ原木など)
  くずまき型企業の森
  森の町内会(企業による間伐サポート)
  J-VER制度
  キッザニアの森など。


「身近な森林を身近なエネルギーに―薪の宅配サービス―」
(木平英一氏 (株)DLDバイオエネルギー事業部 統括)
・長野県伊那市に本社。薪ストーブの販売施工と薪の宅配サービス事業を実施。
・身近な森林を身近なエネルギーにするために足りないものは? →流通!!
・2007年から薪の宅配サービスを実施。
…原木購入→玉切り→薪割り→乾燥→配達→代金請求 という流れ。
・薪の宅配で、薪を普通の燃料に。燃料として灯油等に対抗しようとする取り組み。
(安定供給、品質確保、単位発熱量あたりの価格が灯油と一緒、薪小屋不要、代金は口座振替)
・薪の宅配サービスの2つの意義…「森林資源の保全活用」と「再生可能なエネルギー」
 
・長野県での薪需要は薪ストーブだけですでに18万㎥/年!
・地域への波及効果(資源活用、雇用、障害者施設)が大きい。

「再生可能エネルギー電力買取制度が森林経営に及ぼす影響について」
(泊みゆき氏 NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事長)
・バイオマス利用は多様な利用が可能だが、エネルギー利用は最も価値が低い利用
・木質バイオマスのエネルギー利用では、熱が本命、電気はおまけ、液体燃料は当面困難。
・土佐の森・救援隊の自伐林家育成。C材で晩酌を!
・吉里吉里国・林業大学…被災者による復活の薪プロジェクト
・森林林業再生プランにより、材の搬出増大。供給過剰により特に西日本で材価暴落。
・再生可能エネルギー電力買取制度(FIT)では、森林由来バイオマスを32円/kWhで買取。
・バイオマス(エネルギー)利用は、熱利用(ボイラー導入)から段階的に発展させるほうがリスクが少ない。
・ボイラーは薪・丸太ボイラーだと材の買取価格を比較的高くできる。

これからを生きていく私たちにとって

エネルギー問題は避けては通れない問題だなぁと日々感じています。

そして、森林にはそれを解決する可能性がまだまだたくさん秘められていることも。



ディスカッションの途中で、

泊さんのご発言の中に「林業女子」という言葉がちらっと出てきて
(いろんな人が林業に関わるべき!という文脈だったかなー、と思います。)

私たちも何かを変えるきっかけになるかもしれないと期待されてるのかなと

勝手にドキドキしていました。

私たちに何ができるかな?これからもっと考えていきたいですね。



<おまけ>

会場の東京大学弥生講堂一条ホール、とてもすて木な建物でした。

ホールのまわり

天井の梁

 演台の様子




 建築で賞をもらっているそうです。

2012年10月1日月曜日

木を文化に取り込んでいく取組みー Wood in Culture~

木を文化に取り込んでいく取組みー Wood in Culture~木のある文化へ
の関西バージョンが2012/10/20に開催されます。
https://docs.google.com/folder/d/0B2taf8wGv4m8NThlZjBmODMtZDhhZS00MWVhLThiMWMtMjQzZjdkMjU4ZDky/edit

関西に先駆けて、今年の5月に行われた関東バージョンの様子をご紹介します。

まず、この会について。
木を使うという生活スタイル・そのデザインを多分野を巻き込んで浸透させていこうという8年計画の幕開け。木を使うデザインについて、幅広く捉えていこうというコミュニティです。


Introduction
木を育てる人・木を使う人・・・
各自が自然と人との豊かな共生文化を創造することを目的とした、木材担い手教育が必要である。
担い手教育をする人材として、広範な時空間に渡る人と自然の関わりを教養としてもつことが望ましい。

3項目に分けキーワードを挙げて、因数分解的に解釈
(1)人と自然=木×(水+火+音+地+時)

(2)社会と自然=木×(町+育+食)

(3)人の心と自然=木×(癒+祈)

現状として・・・
あらゆるところに人間の居住区域が形成されたが、少子高齢化によっていずれ廃屋となっていく。
長期的な視点で木材利用、地域デザインを考えていく必要がある。

話題提供ー4名

①なぜ今木材利用なのか(有馬孝禮氏  東大名誉教授)
主軸の視点:日本の森林資源に対して、適正な整備保全が望まれる。
ex. 工作物、製品の原材料、およびエネルギー源としての利用

空気中のCO2は木材の中にストックされる。乾燥した樹木の重さの半分は炭素の重さである。
世にいう低酸素社会とは、高二酸化炭素貯蔵世界と言い換えることができる。

炭素を森林が蓄積し、その森林木材を使うことで炭素を固定したまま、違う形状で木を生かすことができる。
伐採後の土地は更新し、森林再生することで「生産を生む消費」が実現する。

key: 使うことが次の更新につながり、森を持続的に利用することにつながる。
=資源循環型社会

木材は他の資源に比べて圧倒的な炭素貯蔵
構造物の維持管理は続けていこうという意志が、機能維持⇔管理⇔メンテナンスの輪を生む。

②木のおもちゃ~触れてわかる思い(煙山泰子氏  木工デザイナー・KEM工房
主軸の視点:ふれあい、学ぶことができる「木育」という存在に注目を集める。
木と森との関わりを主体的に考えるために、つながりの中から考える。

・木育で用いる木のおもちゃによって、木は二度生きることができる(メビウスの輪)
木育の中での4ステップ
(1)見て、
(2)触って、
(3)感じて、
(4)考える。

森の時間の長さに対して、人がよりそっていく。木と生きるということは本質的な力を身につけていくという過程である。

現在木育を受けられる場所
・nature centor
・森のようちえん
・森のサロン
・イキイキ森ネットワーク
・新宿区おもちゃ美術館


③職人の目から見た木の使い方 (中村光敬氏  建具一級技能士・中村木工所)
 主軸の視点:木を使う、その目線を多様に持ちましょう


木工細工。 薄さ2mmに仕立てたそうです。職人!


木のルールを見極める
・針葉樹を使うか、広葉樹を使うか
・木の重ね合わせ利用による強度補強
・木ののび

デザインを凝っていく。
デザインで到底木で達成できえないような、緻密な作品を作ることで、人に感動を与えることができる。
(画像参照)

④木の文明と軸の建築文化 (黒川哲郎氏  建築家・東京芸大名誉教授)
 主軸の視点:空間こそ建築の真実である。

この頃は地震対策が叫ばれており、法律の規制が細かくなっている。
耐震構造を形成する上では、土台が重要であり、土台が変形してしまってはどんなに接合部を工夫してもうまくいかない。
木の文明を考える上で、建築を軸に考えるのは、日本は4000年近く木で建築を作り続けているからだ。
日本の建築は「ヌキ」と呼ばれる、接合部のつなぎ方、空間の構成の仕方に特徴がある。ヌキを行うことによって、材料は断面欠損はするものの、ゆっくりと抵抗しながら変形していくこととなる。



**********************

個人的に黒川哲郎氏の著作

「建築のミッション: スケルトンドミノとスケルトンログは林業と建築を結ぶ」

 http://www.amazon.co.jp/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%81%A8%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%81%AF%E6%9E%97%E6%A5%AD%E3%81%A8%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%82%92%E7%B5%90%E3%81%B6-%E9%BB%92%E5%B7%9D-%E5%93%B2%E9%83%8E/dp/4306085317/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1349103233&sr=1-3

 がおすすめです。

関西での盛況を願っております♪
関西と関東のコラボレーションに期待を寄せ、林業女子@東京としても何らかの形で関わっていけたらいいなぁと思います。